新しい趣味にハマったり、コレクション系の趣味があると収納スペースが足りなくなることがあります。
でも収納のせいで思い切り楽しめないのは嫌ですよね
このページでは収納の解決策を考えてみましょう。
この記事の対象者
- 収納スペースが足りなくなったオタク・マニア・コレクターなど
- 新しく始めた趣味の道具を保管する場所に困っている
- 大切なものなので安全に保管したい
この記事でわかること
- 趣味をもっと楽しむための収納術
趣味人は収納が不足しがち
新しい趣味が道具を使うものだったり、そもそもモノが増えやすいタイプの趣味もあります。
もともとスペースに困ってなかったのに趣味にのめり込んでいるうちにスペースが埋まってきてしまったということもあるでしょう。
だからこそ収納の工夫が大切になってきます。
収納を圧迫しがちな趣味
- コレクション系(フィギュア・ぬいぐるみ・切手・コップ・車・バイク好き、カード)
- DIYやハンドメイド系(工具・材料・作品など)
- スポーツ・アウトドア系(ゴルフ・スキー・サーフボード・キャンプ用品・釣り道具・登山用品など)
- 音楽(楽器本体・楽譜・アクセサリー系)
- 読書(本・漫画・雑誌などシリーズもの)
趣味を楽しむための収納術
2つの方向性があります。
1つ目は知恵を使って解決することです。
消費社会では、意識しなくても自然と物が増えてしまう傾向があります。
そのため、自分にとって本当に必要なものを見極めて、できる限り今以上に物を増やさないように現状維持することも必要です。
新しいものを買うときは一つ手放すなど価値観の見直しが、無駄な買い物を減らし、物を増やさないことに繋がります。
知恵を使った解決策
- 定期的な整理整頓
- レイアウト変更
- リサイクル・リユース・フリマ・シェア・レンタル
2つ目は金銭での解決です。
誰もがとれる現実的な選択肢ではありませんが、方法は色々あります。
お金での解決策
- 広い家への引っ越し
- トランクルームの契約
- 家具・家電の買い替え
どちらか一つの方法にとらわれず、自分にあった方法を組み合わせながら趣味ライフをエンジョイしましょう。
①断捨離
使用頻度が低い物は思い切って処分や現金化して収納スペースを生み出しましょう。
書類やDVD等は物理的にとっておくよりもデータ化して保管したほうがいい場合もあります。
②レイアウト&収納スペースの見直し
家具の配置変更でスペースが生まれることがあります。
例えば、
ベッドの位置を変更⇒ベッドの下に収納ケースを置く
ソファを壁から離す⇒ソファと壁の間の本棚や収納ボックスを置く
など配置変更が成功すると収納スペースが増えたり、生活動線が効率的になります。
また、壁面や天井などデッドスペースも見落としがちですが活用できます。
気付いてないだけで、実はうまく使えていないスペースがあったりするものです。
見せる収納やディスプレイ収納という発想を取り入れて、趣味のアイテムをインテリアの一部として楽しむこともオススメです。
③家具・家電・インテリアの買い替え
見た目はスタイリッシュだけど、収納が考えられていないものはけっこうあります。
これを期にサイズ感・収納力・機能性の高さを踏まえて選び直してみましょう。
これまで使っていたものを換金する方法もあるので検討しみてください(リサイクルショップ・フリマ・メルカリなど)。
また、所有にこだわらず使うときだけのレンタル・シェア利用がスペース節約にも繋がります。
④収納グッズの活用
収納アイテムも使い方次第でスペースをつくることになります。
収納グッズの活用例
- 壁掛け収納:壁に棚やフックを取り付け、スペースを活用
- 突っ張り棒:デッドスペースにカーテンレールや収納棚を吊り下げると収納スペースに
- 収納袋:衣類や布団などをコンパクトに収納
- 収納ボックス:クローゼット・棚・引き出しの中を整理
収納グッズの役割と効果
- 積み重ねたり、まとめることで整理しやすくなる⇒スペースの最大限活用
- 定位置が決まる⇒散らかりにくい
- 片付いた状態をキープしやすい
ただし、片付けの習慣がなければ効果を発揮できません。
むしろ収納グッズだけが増えて逆効果になることもあるので注意してください。
⑤シェア
シェアという発想も収納には効果的です。
例えば、他に同じ趣味を持つ人と共同出資して道具をシェアしたり、トランクルームなどの賃料を分割できれば、個人の出費は減らすことができます。
⑥トランクルーム
自宅から溢れてしまうものはトランクルームに収納しておくことも考えてみましょう。
トランクルームのメリット
- 自宅がスッキリする
- 捨てずに済む
- 必要な時にすぐ取り出せる
- サイズが豊富
- 期間が選べる
多くのトランクルームは24時間体制なので、使わないものを預けておいて必要なタイミングで取り出すことができます。
仮にまたライフスタイルが変わっても変化に合わせて、サイズ等も変更できます。
その意味では引っ越しよりも柔軟です。
トランクルーム利用事例の紹介
トランクルーム利用者の事例が紹介されています。
ハローストレージの活用事例
トランクルーム選びのポイント
- エリア
- サイズ
- 料金
- セキュリティ(防犯カメラ・セキュリティシステム)
- 契約内容・契約期間
- タイプ(店舗型・オンライン型)
トランクルームのコスト
トランクルームを借りるには当然コストがかかります。
以下のようなポイントを確認しておきましょう。
確認すべき項目
- 初期費用は月額の何ヶ月分?
- 更新費用はかかるのか?
- 解約費用はかかるのか?
- 他の隠れた費用はないか?(保険・駐車場・配送料)
- 経済的な類似・代替手段はないか?
シミュレーション: 引っ越し vs トランクルーム
最終手段として引っ越しを考えたほうがいいこともあります。
一人暮らしの設定で考えてみましょう。
前提条件
予算は月額1万円
初期費用別
- 月1万円で広い部屋に引っ越す
- 月1万円でトランクルームを借りる
①月1万円アップで広い部屋に引っ越す場合
収納スペースへの効果
家賃1万円で広がるスペースはおおよそ5~10㎡ほどです。
部屋数が増えるか、リビングが広くなるなど、収納スペースに加えて、居住空間全体の向上が期待できます。
- 荷物の一元化
- 生活の質向上
すべての荷物が同じ場所に保管されるため、管理しやすく、収納以外のスペースが広くなれば、生活の快適さが向上します。
- 初期費用が高額
- 選択肢が限られる
- 現在の生活からの変化
引っ越し費用(引っ越し業者、敷金、礼金、更新料など)としてまとまった金額が必要(数十万円相当)ですし、都会では1万円だと広さが変わらないこともあります。
②月1万円でトランクルームを借りる場合
収納スペースへの効果
トランクルームの広さは1万円で約1.5~2.5㎡程度です。
生活を変えずに収納スペースが手に入れることができます。
- 初期費用が少ない
- フレキシブル
- 現在の生活環境を維持できる
引っ越しと比較すれば、初期費用が抑えられます。
必要に応じてサイズや契約期間を変更可能です。また、現在の住環境や近隣関係を維持できます。
- アクセスの手間
- 長期的なコスパ
- 分散管理
必要な物を取り出すために、トランクルームまで行く手間がかかったり、家の中とトランクルームで荷物が分散し、管理が複雑になります。
コストに対して得られるスペースは引っ越しよりも狭いです。なので長期的にはコスパが悪いかもしれません。
まとめ
スペースが限られていると趣味が楽しいどころかストレスの原因にもなりかねません。
人生100年時代、趣味を長く楽しむためにも、収納をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。