収納の選択肢

この家具どうしよう?次に使う時までの一時保管方法3選

引っ越しや海外生活などが決まって家財道具の一時保管場所を探していませんか?

  • 場所をとるから置かせてもらう人を探すのも大変(実家にも断られた)
  • できるだけ節約したいんだけど
  • どうすればいいの?

家具・家電の保管については解決策が複数あり、選ぶべき方法は人によって異なります。

一般的に運ぶのが大変になりがちな家財ですが、保管作業をスムーズにするためのポイントもあるので整理して解説します。

 

このページの想定読者

  • ライフスタイルが変わって、これから始まる新生活の前に家財道具の保管スペースが必要になった
  • また使う予定があり、処分したり、リサイクルに出すことはあまり考えていない

 

ライフイベント(例)

引っ越し, リフォーム, 留学, おためし移住など

預けたいもの(例)

冷蔵庫, 洗濯機, 電子レンジ, ベッド, ミラー, テレビ, ソファ, 自転車など

 

家財道具の保管に使えるサービスの種類

解決策は3つある!

  1. トランクルーム(屋外・屋内)|おすすめ度:
  2. 収納シェア|おすすめ度:
  3. 宅配型トランクルーム|おすすめ度:

 

まずは3つの解決策についてそれぞれ紹介していきます。

 

①トランクルーム

トランクルームを借りて物置として使うのはもっとも一般的な解決策です。24時間営業なので都合の良いタイミングで出し入れすることができます。

トランクルームには屋外タイプと屋内タイプがあり、必要なサイズや収納アイテム、保管期間・予算によって選ぶことになります。

比較的長期の保管なら屋内タイプが安心ですが、コスト的には高くなります。

屋外タイプだとコスト的にはかなり抑えられますが、空調設備が十分ではないトランクルームもあり、長期の保管にベストとは言えません(何かを仮置する場所として使うイメージ)。契約前に見学して判断することをオススメします。

 

ここがポイント

  • 24時間365日好きなタイミングで入れ替えができる
  • ちょっとした部屋代わりに使うこともできる
  • 梱包不要
  • 屋外の料金は割安

ここが残念

  • 保管に最適な環境とは限らない(常温保管の場合あり)
  • カビや浸水のリスク

 

▼ トランクルームの具体的な選択肢や比較結果を紹介しています。


大手屋内型トランクルーム

このページは「最適な屋内型トランクルーム」を見つけるのに必要な情報を5分で読めるようにまとめています。 ぜひお役立てください。   この記事の対象者 部屋の収納が足りていない 屋内型のトラン ...

 

②収納シェア

個人間で空いているスペースを貸し借りする収納シェアが広がりを見せています。

収納できるアイテムや保管環境の点でトランクルームに近いサービスです。預け先ホストがいることもあり、場合によってはトランクルームに完全放置するよりもマシかもしれません。

 

ここがポイント

  • 屋内トランクルームよりもやや低価格で利用できる
  • 短期で借りやすい(1ヶ月でもOK)

ここが残念

  • 荷物の出入時に預け先ホストと都度日程調整が必要
  • 保管環境が良いとは限らない(常温保管の場合あり)
  • (トランクルームと比較して)トラブル発生時の保証額が低い

 

▼ 収納シェアの具体的な選択肢や注意点等を紹介しています。

収納シェアサービス

最近、余ってるスペースを個人レベルで貸し借りするシェアリングサービスが登場していますが、知っていますか? 物置きのAirbnbだ 普通にトランクルームを借りるより安い ホストの顔が見えるから安心 など ...

 

③宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームは配送業者経由で倉庫に搬入搬出できるサービスです。

専用ダンボール箱に入るアイテムのみを対象とするサービスも多いですが、一部の宅配型トランクルームでは家財を受け付けています。

(各アイテムは写真で管理されており、アプリの管理画面から取り出したいものだけを指定することができます。)

 

ここがポイント

  • 運ぶ手間を省ける
  • アイテム1点でも取り出しできる
  • オンラインで完結できる
  • 画像で管理できる(撮影オプションあり)

ここが残念

  • 保管の現場を見れない
  • 最低保管期間が長い
  • 比較するとやや高い

 

▼ 家財対応の宅配型トランクルームの具体的な選択肢や比較結果を紹介しています。

大型荷物対応の宅配型トランクルーム

このページは家具や生活家電にも対応できる宅配型トランクルームをまとめています。 この記事の対象者 家具の保管先を探している トランクルーム選びで悩み中 具体的な金額を知りたい この記事でわかること 家 ...

 

家具の預かりサービス|比較表

屋外型トランクルーム
屋内型トランクルーム
宅配型トランクルーム収納シェア
月額(目安)4千円~
※加瀬倉庫の場合
2万円~
※加瀬倉庫の場合
2.3万円~
※AZUKELの場合
1.8万円~
※モノオクの場合
アイテム
(3畳)
テレビ
冷蔵庫(2ドア)
電子レンジ
洗濯機
ベッド(シングル)
ソファ(2人掛け)
布団
最低保管期間2ヶ月~2ヶ月~6ヶ月~超短期もOK
具体的なサービス比較はこちら詳細
詳細
詳細詳細

預ける家財道具は一人暮らし(3畳)で計算しています。

※AZUKELのシミュレーションを使ったところ、3畳になったため。
一般的に一人暮らしの家具は2.5畳程度と言われています。

 

安いのはどれ?

料金だけで考えると「屋外のトランクルーム」を利用するのが経済的です。特にキャンペーン物件は狙いめなので空きがあればすぐに契約してしまうことをオススメします。

ただし、繰り返しになりますが、トランクルームにも弱点はあります。

  • 空調設備が不十分のため、長期放置はリスクあり
  • 運ぶ手間がかかる

 

短期利用ならどれ?

短期間の保管を想定しているなら、最低保管期間を考慮する必要があります。そうなってくると期間縛りがない「収納シェア」が最も柔軟で便利です。

 

家財道具の収納探しの前におさえるべきポイント

①サイズを出す

メジャーを使って測るのが正確ですが、簡易的に知るなら宅配型トランクルーム業者のWEBサイトにあるシミュレーターが便利です。

家具の収納に必要な広さを手軽に知る方法

登録不要で使えるのでシミュレーション用に使ってみてください。

参考

0.1畳:パソコン
0.2畳:テレビ42インチ
0.3畳:冷蔵庫(2ドア),洗濯機
0.5畳:テレビ65インチ,自転車
0.8畳:ソファ(3人掛)
2畳:ダブルベッド

 

②運搬は意外と大変

やはり家財道具はサイズがあるので大変です。量が多いと1回で運べないこともあります。搬入はもちろんのこと、搬出もあるのでアクセスの良さや運びやすさについて考えなくてはいけません。

物量によっては自分で運ぶよりもプロに任せるほうが安心です。

トランクルームの運搬に関する書き込みを見る

 

③保管期間

保管期間によっても最適解は異なります。

短期間であれば極端に劣化することもないのでコスパ重視で集のサービス選ぶのも良いですが、いつまで保管するのか決まってなかったり、長い間、様子を見ることができないのであれば、保管環境も考慮したいところです。

保管するよりも売却が正解の場合もあります。

 

④空調も重要

続いては保管環境。留学や海外駐在などで半年〜数年単位で保管しっぱなしになるとカビの問題があるので湿度の管理が重要です。空調が管理されているかはチェックしましょう。

中にはカビが生えたという書き込みも見かけました。

カビに関する書き込みを見る

 

⑤使い分けでリスク分散

一つのサービスだけを選ぶのではなく、組み合わせたり、使い分けるのもオススメです。

小さくてダンボールに入る家電やふとん類は宅配型トランクルームを利用しつつ、ベッドやテレビ、冷蔵庫は屋外のトランクルームに保管することでリスクを分散しつつ、節約にも繋がります。

 

家具・家電の収納探しから入庫までの流れ


  • STEP. 1 必要性を判断


    これを機に不用品を処分したり、買取サービスを利用するなどして手放すのも手です。

    現金化することで引っ越しや留学などの資金の一部に充てることもできますし、ものが少ないとスペースが減って保管費用も減らすことができます。

    また、仮に1年間保管するとなると保管料だけで新しい家具を買い換えられるかもしれません。

    そもそも家具・家電は必ずしも全部を自分で所有する時代でもなくなって来ています。その証拠に最近は家具や家電の月額レンタル(サブスク)利用者が増えていまです。

    家具・家電のサブスクって何?


    家具や家電のサブスクを見る



  • STEP. 2 収納を選ぶ

    次のポイントを踏まえて収納を選ぶと失敗が減ります。

    • 予算
    • 期間
    • 環境(アクセス・保管)

  • STEP. 3 オンライン申込み

    オンラインなら24時間いつでも手続きができます(web申込割引・キャンペーンなどのメリットあり)。


  • STEP. 4 搬入(自宅⇒倉庫)

    取り出しせる時期が来るまで倉庫に保管します。


 

まとめ

やはり店舗型のトランクルームが人気ですが、運搬を考えると宅配型も一つの手ですし、収納シェアで短期的に置かせてもらうなどの方法もあります。

家具の保管は期間や予算・環境(アクセス・保管)を踏まえて選んでみてください。

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