このページでは家具・家電の保管について解決策をまとめています。
選び方のポイントを整理して解説しますので家財道具の一時保管場所に困っていたらぜひ読み進めてみてください。
この記事の対象者
- 家具の保管サービスを探し始めた
- また使う予定なので処分やリサイクルは考えていない
- 置かせてもらう人も見つからない
この記事でわかること
- 家具を預けられるサービス
- 各サービスのメリット・デメリット
- 悩みごとのオススメ
家財道具の保管で困る事例
同棲で部屋が狭くなった
同棲に際して机やクローゼット等の家具、服や日用品の類いが着々と増えてきていて、改めてこの部屋じゃ狭いのではとなってきている🤔
将来的にどうなるかわからんから安易にも引っ越せへんし、当分はこのままやけど(笑)— ぴんきー (@jaijaijsjapin) March 7, 2021
留学中の保管場所を探している
海外留学で、特に家族帯同で行くようなケースだと、自宅の家具家電類はどうすることが多いのでしょう。実家が広ければ保管を依頼するのも手なのでしょうけど、そうでない場合は売るのか、レンタルボックスに預けるのか...
— すずめ (@suzume_317) April 10, 2023
一時的に置く場所がない
引っ越ししたら欲しい家具、セールで売ってて欲しいけど、今買ったところで置く場所がないから悩む
— 【りっさ】 (@Rissa2Trp) February 7, 2021
離婚・別居で置く場所がない
離婚して実家に戻る時に近くでトランクルーム借りてそこに家具とかベビー用品とかぶち込んでるんだけど、別に2人目の予定もないしトランクルームも毎月3万近く払ってアホらしいから欲しい人に全部あげるか捨てちゃうかしようかな😔
— Yu☺︎ (@yum1oo) February 22, 2018
家財道具の保管に使えるサービスの種類
解決策は3つある!
まずは3つの解決策についてそれぞれ紹介していきます。
①トランクルーム
トランクルームを借りて物置として使うのはもっとも一般的な解決策です。
24時間営業なので都合の良いタイミングで出し入れすることができます。
- 24時間365日好きなタイミングで入れ替えができる
- ちょっとした部屋代わりに使うこともできる
- 梱包不要
- 屋外の料金は割安
- 保管に最適な環境とは限らない(常温保管の場合あり)
- カビや浸水のリスク
トランクルームには「屋外タイプ」と「屋内タイプ」があり、必要なサイズや収納アイテム、保管期間・予算に応じて選ぶことになります。
- 比較的長期の保管向き
- コスト的には高め
- コスト的にはかなり抑えられる
- 長期の保管には不向き(空調設備が十分ではないケースがあるため短期の仮置として使うイメージ)
②収納シェア
個人間で空いているスペースを貸し借りする収納シェアが広がりを見せています。
収納できるアイテムや保管環境の点でトランクルームに近いサービスです。
- 屋内トランクルームよりもやや低価格で利用できる
- 短期で借りやすい(1ヶ月でもOK)
- 荷物の出入時に預け先ホストと都度日程調整が必要
- 保管環境が良いとは限らない(常温保管の場合あり)
- (トランクルームと比較して)トラブル発生時の保証額が低い
③宅配型トランクルーム
宅配型トランクルームは配送業者経由で倉庫に搬入搬出できるサービスです。
過半数の宅配型トランクルームは専用ボックス(ダンボール箱)があり、その中に入るアイテムのみを対象していますが、一部の宅配型トランクルームでは箱の入らないサイズの家財も受け付けています。
(各アイテムは写真で管理されており、アプリの管理画面から取り出したいものだけを指定することができます。)
- 運ぶ手間を省ける
- アイテム1点でも取り出しできる
- オンラインで完結できる
- 画像で管理できる(撮影オプションあり)
- 保管の現場を見れない
- 最低保管期間が長い
- 比較するとやや高い
家具の預かりサービス|比較表
屋外型トランクルーム | 屋内型トランクルーム | 宅配型トランクルーム | 収納シェア |
||
---|---|---|---|---|---|
月額(目安) | 4千円~ ※加瀬倉庫の場合 | 2万円~ ※加瀬倉庫の場合 | 2.3万円~ ※AZUKELの場合 | 1.8万円~ ※モノオクの場合 |
|
アイテム (3畳) | テレビ | ||||
冷蔵庫(2ドア) | |||||
電子レンジ | |||||
洗濯機 | |||||
ベッド(シングル) | |||||
ソファ(2人掛け) | |||||
布団 | |||||
最低保管期間 | 2ヶ月~ | 2ヶ月~ | 6ヶ月~ | 超短期もOK | |
具体的なサービス比較はこちら | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
預ける家財道具は一人暮らし(3畳)で計算しています。
※AZUKELのシミュレーションを使ったところ、3畳になったため。
一般的に一人暮らしの家具は2.5畳程度と言われています。
安いのはどれ?
料金だけで考えると「屋外のトランクルーム」を利用するのが経済的です。
特にキャンペーン物件は狙いめなので空きがあればすぐに契約してしまうことをオススメします。
ただし、繰り返しになりますが、トランクルームにも弱点はあります。
- 空調設備が不十分のため、長期放置はリスクあり
- 運ぶ手間がかかる
短期利用ならどれ?
短期間の保管を想定しているなら、最低保管期間を考慮する必要があります。
そうなってくると期間縛りがない「収納シェア」が最も柔軟で便利です。
一人では無理ですか?
運ぶのが大変になりがちな家財ですが、「宅配型トランクルーム」は配送作業を任せられるので保管作業がスムーズです。
家財道具の収納探しの前におさえるべきポイント
①サイズを出す
メジャーを使って測るのが正確ですが、簡易的に知るなら宅配型トランクルーム業者のWEBサイトにあるシミュレーターが便利です。
家具の収納に必要な広さを手軽に知る方法
②運搬は意外と大変
やはり家財道具はサイズがあるので大変です。量が多いと1回で運べないこともあります。搬入はもちろんのこと、搬出もあるのでアクセスの良さや運びやすさについて考えなくてはいけません。
物量によっては自分で運ぶよりもプロに任せるほうが安心です。
③保管期間
保管期間によっても最適解は異なります。
短期間であれば極端に劣化することもないのでコスパ重視で選ぶのも良いですが、いつまで保管するのか決まってなかったり、長い間、様子を見ることができないのであれば、保管環境も考慮したいところです。
場合によっては保管するよりも売却が正解の場合もあります。
④空調も重要
続いては保管環境。留学や海外駐在などで半年〜数年単位で保管しっぱなしになるとカビの問題があるので湿度の管理が重要です。空調が管理されているかはチェックしましょう。
中にはカビが生えたという書き込みも見かけました。
⑤使い分けでリスク分散
一つのサービスだけを選ぶのではなく、組み合わせたり、使い分けるのもオススメです。
小さくてダンボールに入る家電やふとん類は宅配型トランクルームを利用しつつ、ベッドやテレビ、冷蔵庫は屋外のトランクルームに保管することでリスクを分散しつつ、節約にも繋がります。
家具・家電の収納探しから入庫までの流れ
STEP. 1 必要性を判断
このタイミングで本当に必要なものだけを精査して手放すのも手です。
(処分・買取サービスを利用すれば、現金化することもできます。)現金化することで引っ越しや留学などの資金に充てることもできますし、ものが少なければ保管費用も減らすことができます。
(仮に1年間保管するとなると保管料だけで新しい家具を買い換えられるかもしれません。)
STEP. 2 収納を選ぶ
ポイントを踏まえて収納を選ぶと失敗が減ります。
- 予算
- 期間
- 環境(アクセス・保管)
STEP. 3 オンライン申込み
オンラインなら24時間いつでも手続きができます(web申込割引・キャンペーンなどのメリットあり)。
STEP. 4 搬入(自宅⇒倉庫)
取り出しせる時期が来るまで倉庫に保管します。
まとめ
やはり店舗型のトランクルームが人気ですが、運搬を考えると宅配型も一つの手ですし、収納シェアで短期的に置かせてもらうなどの方法もあります。
家具の保管は期間や予算・環境(アクセス・保管)を踏まえて選んでみてください。