トランクルームに住んでもいいのかなと考えたことはありませんか?
- 家賃が抑えられそう
- 狭いから無理
- 生活できるか
- そもそも禁止されていないか
もし可能だとすればなにかしら問題は発生するかもしれませんが、おそらく賃貸マンションなどに住むよりも安く済みますよね。
また、屋外の環境よりはマシなので最悪の状況を免れることができそうです。
このページでは「トランクルームに住めるのか」について紹介します。
トランクルームに住もうとする人
私は偏差値30の高校出身のアラサーなんだけど、こないだ元同級生から「加瀬のトランクルームって人住める?」という連絡がきた
— サボット (@iJaQ8CiVW6OPN9M) December 14, 2021
トランクルームに住めるのか
実際問題トランクルームに住めるかというといくつかの点で難しいと言わざるを得ません。
ただし、代替案はありますので後ほど提案します。
①契約の観点
契約条件には概ね以下の内容が盛り込まれています。
一般的な条件
- 住居、事務所及び店舗等での使用は禁止
- 身分証明書の提示
住所がない場合は借りられませんし、住居としての利用も禁止されているのです。
②設備の観点
電気
電気など生活上のインフラが整っていません。炊事や洗濯などはできません。
トイレ/シャワー
水回りがないのも大変です。
窓
防犯上の観点から窓がついていない物件も多く、万が一災害が起きた時には逃げ遅れる可能性が高いので危険です。
監視システム
監視カメラはもちろんのこと、定期的に有人の巡回システムがありますので常に滞在していると目をつけられます。
代替案(現実的な利用方法)
ただし、金銭的な理由で住む場所に困ってトランクルームを借りているケースも一部あるようです。
- 収入が低い
- 貯金がなくて入居時にかかる費用を準備できない
- 家が借りられない
など賃貸住宅を借りるにも貯金がないため契約が難しい事情があるのです。その典型が「ネットカフェ難民」や「シェアハウスの住民」です。
①ネットカフェ生活 × トランクルーム
都会では日雇い労働や就職活動をしながら漫画喫茶(ネットカフェ)に寝泊まりしているネカフェ難民が少なくありません。
店舗によっては光熱費不要でシャワーやトイレ完備で住民登録、郵便受取可能なネットカフェがあります。
彼らは絶対に盗まれたくない荷物はトランクルームに保管し、自身はネットカフェに住む生活を送っているのです。
※当サイトでは荷物の置き場に困っている場合は、宅配型トランクルームを推奨しています。
宅配型トランクルームのメリット
- 料金が安い(ワンコインで利用できる)
- 指定の場所に届けてもらえる
家を持たないノマド的なライフスタイルにも対応できますよね。
一度、検討してみてはいかがでしょうか。
②シェアハウス
シェアハウスのタイプにもよりますが、都会では敷金礼金が格安で家具家電の揃ったシェアハウスサービスが充実しており利用者が増えています。
ネットカフェ難民がシェアハウスに移ってきているケースもあります。
③レンタルオフィス
レンタルオフィスはワンルームよりも小さい(2~3畳程度)ですが、コインシャワーやコインランドリーなどの設備あり。宿泊OK、住民登録可能物件もあります。
独立開業当初に利用するユーザーや外国人などが多いかもしれません。
まとめ
金銭的に困っている場合にトランクルームに住むのは現実的ではありません。
ただし、宅配型トランクルームに預けつつ、「ネットカフェ」や「シェアハウス」などで一時的にしのぐことは可能かもしれませんね。
一つの考え方として参考になれば幸いです。